【印刷会社】選び方のポイント
- 印刷業界とは…
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広告・宣伝・マーケティングに、チラシやフライヤー、パンフレットといった紙媒体は欠かせない存在です
インターネット広告などが台頭した現在でも、紙媒体による広告市場は一定の存在感を保持しています。
電通が発表した2012年度の調査によると、折込広告は減少傾向にあるものの、5,000億円以上をキープし、
DM広告も4,000億円以上、フリーペーパー/マガジンも2,600億円程度と、巨大市場です。
また、1990年代に6,000社以上存在した印刷会社は、現在では、4,000社を切るところまで減少し続けていますが、
市場規模は6兆円台をキープしており、インターネット広告の台頭などで一時は著しい減少傾向にあった紙メディアですが、近年は再び注目されつつある言えます。
- 印刷会社の選び方…
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①品質とコストのバランス
お客様の発注枚数ではなく、会社トータルとしてどのくらいの顧客数、印刷数があるか?をお尋ねしてみて下さい。
当然ながら沢山印刷している印刷会社の方が、規模の経済(スケールメリット)が働き、1枚当たりの印刷コストは安くなるのが普通です。
品質についても、これまでの実績や業歴を確認したり、実際の印刷物(アウトプット)を見せて貰うなどし、
お客様の目で見て確認することをオススメ致します。
②冊子価格が明示されている
初めて印刷会社にポスターやフライヤー、チラシを発注する時には、その相場感は分からないものです。
必ずホームページやカタログを確認し、同じような品質(紙質や紙の厚さ)で、どのくらいの価格で請け負っているかを確認して下さい。
サンプルを出してくれない印刷会社は、納品段階で発注イメージと違ってしまいトラブルになる危険性が高いです。
最近はインターネット販売を行う印刷会社(印刷通販などと呼ばれます)も多く、送料無料で、印刷サンプルを
送付してくれるサービスも主流となっていますので、気軽に問い合わせてみると良いと思います。
③要望への柔軟な対応力
納期や価格、ボリュームディスカウントなど要望は積極的にぶつけてみて下さい。
良い印刷会社であれば全てではないにせよ、幾つかの要望に対応してくれる可能性があります。また、印刷のプロとして的確なアドバイスをくれることもあります。
そのような柔軟な顧客対応ができなければ、緊急の発注や、部数やサイズの変更、デザインデータの納品など、長期の付き合いの中でトラブルが発生しやすくなります。
名刺、チラシ、フライヤーなど印刷というのは一度キリではなく、継続して発注することが多い商品ですので、
良い印刷会社ほど、顧客ニーズに積極的に対応し、長く付き合う為の経営努力をしている事が多いと言われています。
④その他の印刷会社を選ぶ際のポイント
印刷と一口に言っても、名刺からチラシ、カタログに至るまで依頼する内容は多岐にわたります。その中で、細かいニーズに対応してくれるかどうかが重要になります。
できるだけ1社の印刷会社と長くお付き合いする事を想定し、事前に細かいポイントについても確認してみて下さい。
下記にお問い合わせが多いポイントをまとめますのでご参考までにご覧下さい。
- 営業担当が付いてくれるか?
- オプション加工の種類は豊富か?
- 入稿方法の種類は豊富か?
- 対応OSやソフトは豊富か?
- 決済方法の種類
- 1か所複数回発送対応の有無